VMware 徹底入門第4版の電子書籍がでました。

昨年の夏から秋にかけて携わった、VMware 徹底入門第4版の電子書籍版が出ました。

私が担当したのはHA/DRS/vMotionっていう基本機能について紹介しているところですが、自分自身も執筆しつつ章リーダーという謎ロールで他のメンバーとの調整やらレビューやらを泣きながら(っていうのは、タスクマネジメントが。。。ねってことで。)やっていたといところです。

vSphere 6 で大幅にアーキテクチャが変更となったFTのところは、検証してたチームメイトが執筆してたのですが、元ネタが優れててグローバルから英訳してくれっていう依頼が来たほどの内容です。

それだけ、詳しく書いてた資料がなかったってことだったりしますが。

大御所の先輩に「足し算間違ってるよ」っていう指摘からいただいたり。…ごめんなさい。Duncan/Frankの本で私が指摘したのに、自分が執筆するとなるとついまちがってしましました。

いろいろ苦労した本ですが、これは紙の方が使いやすいと思います。

辞書的にくったり付箋貼ったりして職場においておくのが一番かな。

 

この本について書いてはいますが、Amazonのアフィリエイトプログラム以外の収入は私にはありません。

なので、純粋にこの本をおすすめします。

今後Azure Stack等の配下にvSphere もおけるようになってきますので、vSphere も徹底入門しておいて損は無いと思いますよ。(ちょびっと上目線)

 

ちなみに、私も最終出社日に海外のエンジニアから「おまえのつくった資料の英語版ないの?」って問合せもらってちょっと嬉しかったです。

ブログコンテンツの今後の使い分けかんがえてみました。

転職後の会社でオフィシャルな場所にブログが書けるようになったので、そちらに技術的な内容を。
それ以外のすべて(趣味系の話とか、日記っぽいのとか、読書感想文とか、旅行記とか、SIMの話)はこちらに。
日々、言いたいことや書きたいこと溜まっていくと思うので、キレイにわけられることは無いと思うけどなるべくわかりやすいコンテンツにしたいものです。

某ソフトウェアメーカーを退職しました。

退職エントリーってよく見かけるし、あまり頻繁にある出来事じゃない(と思っている)ので、なんとなく書いてみたかった。

でも、書けば書くほどかけないことばかりで、どう書いても誰かの誤解を招きそうで、仕方がないからFAQ形式にしてみることにしました。

何年いたの?

まる5年と1ヶ月半

どうして辞めるの?

色々なことがあって、色々なことを思って就職活動してみたら、たまたま運良く長年憧れていたポジションに空きが出てうまく採用されることになったから。

某ソフトウェアメーカーのこと嫌いになったの?

違う。製品もコンセプトもビジョンも好きだけど、長年同棲してるのに結婚してくれない男のようだったので、見切りをつけたって感じ。

次はどこへ行くの?

ひみつ♡ みんなさ、詮索しすぎ。

そんなにあたしのこと好きだったっけ?

安心してください。自分で選んだ道です。
って感じですが、どこにいっても何をやってもあたしですから、引き続きよろしくお願いいたします。

【書評】あん

これまた実家の母親にもらった書籍の読書感想文的な書評です。
映画になった話らしく、主人公を樹木希林や永瀬正敏が演じるという豪華なキャスティングらしいです。
映像は見ていませんが役者さんの声や雰囲気を思い浮かべながら読み進めるとあっという間の展開で完読してしまいました。
ハンセン病について、私は社会の教科書で得たレベルの知識しかなく、どういう差別がなされてきたのかなど知ることも無かった。
この本自体はハンセン病はあくまで背景で、主人公やそれを取り巻く環境での心境の変化が「あん」を通して描かれている。
主人公の回顧録の中で、想像もつかない差別や隔離施設内での暮らしが少し触れられており、機会があればきちんと理解したい黒歴史のひとつだと思った。
作者の狙いなのかわからないけど、和菓子があまり好物じゃ無い私にも楽しく読めたうえに、あんこを使った和菓子が無性に食べたくなった。
中盤から号泣したので、アイメイクは薄めに。ハンカチを準備して読むといいと思う。

http://goo.gl/utXjNQ

【書評】ちょっと今から仕事やめてくる

年末・年始に帰省した時に母親からもらった本で、帰りの飛行機の中で一気読みしてしまいました。
書評というより読書感想文を備忘録的に書いておきます。
主人公は若手社員で、少しブラック気味な会社に勤めていて、手柄をだまして横取りするようなちょっとめんどくさい先輩とわかりやすい定番のパワハラ上司に囲まれている。
描写がわかりやすいのと自分がこれまでに見てきた世界で補完すると状況が容易に想定でき、テンポの良い文章と合わせてすらすら読める内容でした。

ただ、少しサザエさんシンドロームは少し古い気がするのだけど、今でもいうのかな。と少し疑問に感じました。
私が最初に聞いたのは10年位前だったように記憶しています。

躁鬱の種類やストレス耐性って人によってさまざまだけど、少し気持ちが軽くなる本であることは確かだと思う。
もし、明日から会社行きたくないと思っている人がいるのなら、読むといいとおもいます。

母親がなぜこの本をうっかり買ってしまったのか少し心配なので、今年はもう少し頻繁にメールしようと感じた。

http://goo.gl/rXnXW3

Workstation の歴史(1999年〜2015年)

Advent Calendar の記事ネタに困ったので、クリスマスにぴったりのみんなが大好きな歴史の話をvExpert なかまのFlorianさんがブログ書いていたので、翻訳公開の許可をいただきました。

16年ほどまえの、ESXiやvSphere より遙か昔に、VMware は最初の製品であるVMware 1.0をリリースしました。VMwareは複数OSを単一のx86マシンで起動することができる最初の製品です。
VMware の仮想基盤のテクノロジは複数のゲストOSが同時に1台のふつうのPCで実行できる薄いソフトウェアレイヤとなりました。

vmware1

最初の製品”VMware”は現在でもVMware Workstationとして利用することができます。

1999-05-15 – VMware 1.0 – 2GB までのメモリをサポート
2000-03-03 – VMware 2.0
2001-11-05 – VMware Workstation 3.0
2003-04-07 – VMware Workstation 4.0
2005-04-07 – VMware Workstation 5.0
2007-05-09 – VMware Workstation 6.0
2009-10-27 – VMware Workstation 7.0
2011-09-14 – VMware Workstation 8.0
2012-08-23 – VMware Workstation 9.0
2013-09-03 – VMware Workstation 10.0
2014-12-01 – VMware Workstation 11.0
2015-08-24 – VMware Workstation 12.0

VMware 1.0
動作環境の要件:Pentium II 266MHz、64MBメモリ以上
仮想マシンは2GBまでのメモリをサポート。VMware 1.0 はMS-DOS 6、Windows 95/98, Windows NT, Red Hat 5.0, SuSE Linux 5.3 and FreeBSD 2.2.8, 3.0, and 3.1をゲストOSとしてサポート。

VMware 2.0
”サスペンドとインスタントリストア”、つまり仮想マシンをディスクに保存してリブートすること無くリストアする機能をサポート。仮想ディスクの圧縮機能及びブリッジ、ホストオンリーネットワークで仮想マシンをネットワーク接続する機能をサポート。

VMware Workstation 3.0
“Repeatable Resume Feature (繰り返し可能なリジューム機能)” サスペンドした特定のポイントで仮想マシンをリジュームすることができるようになりました。ホストマシンにRemote Desktopで接続してゲストマシンを管理することも可能となりました。ゲストOSのサポートはWindows XP/2000, Netware 6.0と最近のLinuxバージョンに拡張されました。

VMware Workstation 4.0
ホスト毎のPAE、USB2.0、DirectDraw(これ、何か正直わからないです。)及びスナップショットをサポート。スナップショットはいつでも、ゲストがパワーオンでもオフでもサスペンド状態でもつくることができ、いつでもスナップショットにリバーとすることができます。Version 4.0はドラッグアンドドロップやホストマシンとの共有フォルダでファイル転送することができるようになりました。

VMware Workstation 5.0
スナップショットの機能拡張により、動作中のVMのスナップショットを無限数の時間毎のポイントでディスクに保存することができるようになりました。(スナップショットの個数って本当に制限なかったっけ?っていう突っ込みあります。)フルクローンとリンククローンをサポートしました。

VMware Workstation 6.0
マルチモニタのサポートと仮想マシンをバックグラウンドで動作させる機能によってデスクトップとサーバーの性能を向上させました。このリリースでは物理マシンから仮想マシンに変換するVMware Converter のConverter Import wizardが含まれました。Virtual Machine Communication Interface (VMCI) でゲストマシンとホストマシンと通信することができるようになりました。

VMware Workstation 7.0
Windows AeroやOpenGL1.4、Shader Model 3.0を表示することができる、新しいWindowsディスプレイドライバモデル(WDDM)をサポートしました。vSphere 4.0 及びESXでのサポートと同じくNestedでのESXホストの稼働をサポートしています。4vCPU 32GBのRAMを最大構成とする仮想マシンまでサポートしました。

VMware Workstation 8.0
64ビットCPUが動作要件となった最初のリリースです。ゲストの仮想マシンで仮想Intel VT-X/EPTもしくはAMD-V/RVIを有効にすることで64-bitのvSphere を含むゲストマシンをWorkstation上で稼働させることができるようになりました。USB3.0やバックグラウンドで自動的にゲストマシンを稼働させる機能もサポートしています。新しいリモート接続の機能によって他のマシンで稼働中のWorkstationやESX4と接続することができるようになりました。

VMware Workstation 9.0
Webブラウザー経由で仮想マシンコンソールが使えるWSXの機能サポート。 64ビットOSやネステッドESXをより少ないシステムリソースで稼働させる機能をサポートしました。Hyper-VのExperimental Support(試験的なサポート)が追加されました。
WSXを有効にする方法についてはこちらのKB(http://kb.vmware.com/kb/2097842)に詳細があります。

VMware Workstation 10.0
仮想アクセラレータ、 ジャイロスコープ、コンパス、光センサーモジュールなどタブレットのセンサー対応。16vCPU 8TBのディスクをもつ仮想マシンのサポート。SSDパススルー機能によりゲストOSの仮想ディスクファイルをSSDに保存でき、物理マシンでSSDを直接使用しているときと同様に最適化された状態で使用することができるようになりました。

VMware Workstation 11.0
ラップトップやx86 タブレットで使用されている QHD+ (3200×1800)の高解像度サポート。vCloud Air に直接ゲストマシンをクラウドに持って行く機能をサポート。EFIで仮想マシンの起動をサポート

VMware Workstation 12.0
Windows 10のサポートに加えてDirectX 10 とOpenGL 3.3のグラフィックサポート。IPv6 NAT ネットワークと4Kモニタのサポート。

一見するとリリースノートを並べただけかもしれない内容ですが、この製品が私にとっても”はじめてのかそうか”だったりしますし、この技術があったからこそいろいろなことを修得することができ、いろいろな人と知り合って切磋琢磨することができました。そう考えるとかなり感慨深い内容だと思います。抄訳していて途中で何この機能?とか歴史を感じることができてとても楽しかったです。余談ですが、仮想HWバージョンはWorkstationの各バージョンとイコールのようですよ。途中から表記が仮想HWバージョンxx と書かなくなってしまい少し残念です…(´・ω・`)
明日はVMwareの髙田さんのNSXに関するブログエントリとなります。お楽しみに!
http://www.adventar.org/calendars/980

Special Thanks
出典:http://www.virten.net/2015/12/vmware-workstation-from-1999-to-2015/ Written by Florian

紫色の診断画面(PSOD)を出す方法

Advent Calendarの1つめの記事は、普段役に立たないけど必要なときがきっと来るようなTipsをご紹介します。
紫色の診断画面(PSOD)とはESXi がパニックした状態で動作を停止している状態です。H/Wの強制的な割り込みを入れると発生させることができます。(http://kb.vmware.com/kb/1014767)
ですが、H/Wに強制割り込みってどう発生させるんだ…と途方に暮れると思います。

安心してください。PSODは簡単に出せますから。

なお、お約束になりますが、明示的に出したいときというのは通常の運用ではまずありませんので、試すときには本番環境は絶対に避けてください。
ダンプコレクタの動作確認だけであれば、Tech Support Mode(http://kb.vmware.com/kb/1017910)でのコンソールログインもしくはvMAから下記コマンドを実行することでダンプを強制的に吐かせることができます。

esxcfg-dumppart -t

このダンプファイルを任意のフォルダにコピーすることでダンプを取得できます。

esxcfg-dumppart –copy –devname “/vmfs/devices/disks/” –zdumpname /vmfs/volumes/datastore1/.1

PSODを簡単に出すには下記のコマンドを実行します。

vsish -e set /reliability/crashMe/Panic 1

このシリーズ、実はPanic以外にもいくつかあるので探してみてください。
このネタは元々外のブログ(http://www.ntpro.nl/blog/archives/1388-Lets-create-some-Kernel-Panic-using-vsish.html)にあったものなので、日本語でリメイクして出してもいいかなーと思っていたので公開しました。
明日は、vExpert界の重鎮であるしろたんさんの番です。
今から読むの楽しみ♪