電子書籍時代って本当にくるのかな

最近ブログを書くようになって、iPhoneやらPCで情報を入手したりして活字(書籍)に触れることがなくなっていたのだけど。

よくよく思い返すと私は本が好きである。

小学生のころは1日1冊単位で文庫本を読み漁っていたし、大学生のころには書籍を安く入手するために本屋でバイトした。

結局書籍というものの値段の構造上あまり安く入手することはできなかったのだけど、新刊情報や業界動向が結構わかって面白かった。

先日バイト時代に知り合った今でも書店に勤めている友人と会って少し刺激を受けた。

最近、書籍を裁断してスキャンする「自炊」が流行していたり、本屋には通わずにAmazonなどで書籍を購入したりする人が増えている。

わたしもAmazonは便利なのでよく使っている。

言われてみると最近、本を買っていないなぁとか。ふろく目当てで雑誌買ったなぁとか。

ちなみに、ムックではなく雑誌の付録の場合、返品の際に外されるので毎回大量のごみが発生するのである。

このあたりの流れは変わっていなくて、最近よくあるトートバッグやポーチといった豪華ふろくも例外なく廃棄されている。

考えてみると不思議な話である。

エコのための付録のエコバッグがごみを生んでいるのである。

そういう意味では、電子書籍っていいのかもしれない。

 

だが。もう一つの疑問だが。

私は仕事上で何度か文書管理システムを提案したり構築したりしており、紙媒体の書類の電子化に携わったことがある。

けれども、どの業種のどんなお客さんでも、すべての紙をなくすことはできないという。

法律上「捨ててもいい」紙になったとしても、何かの証跡として紙をとっておく必要が必ずしもゼロではないからである。

場合によっては電子データから印刷した帳票をスキャンして電子化するという業務さえもありえるのである。

設計図面のCADデータですら製造の段階で印刷されるものである。

紙媒体を減らすことはできてもすべての紙をなくすことはできないのである。

私は、PDFのドキュメントをあえて印刷して読むこともかなりの割合である。

特にデザインやドキュメントのレビューするときは必ずと言っていいほど紙媒体に印刷する。

ディスプレイに閉じ込められた電子ドキュメントからは読み取れないニュアンスは紙媒体に印刷して初めて気づけることも多かったりするのである。

これは私が紙媒体に慣れ親しんできたからという言葉だけでは片付かないことの気がする。

 

私は本屋にすら行かなくなっているけど、その友人と本屋をめぐると自分が働いている本屋でもないのに、スリップをととのえ、平積みを整頓したり面置されているものをチェックしたりする。

見ていて、忘れていた「本を大切に思う気持ち」というのを再認識させられた。

どこかで忘れていた本を大切に思う気持ち、電子ではなく紙の媒体を見たいという気持ち。

どちらも大切にしたいと思う。

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