【ドラマ評】わたしを離さないで

書評という名の読書感想文シリーズに続いてドラマ評という名の感想文。
ドラマは海外派の私ですが、前のクールの時だったかな。正直覚えていないのですが連続ドラマで1話も見ずに録画していた作品。
1部目だけを見ようと見始めたら、つい終わりまで一気に見てしまいました。なんて現実逃避なんだろうとか考えたのは別の話。

この作品、臓器提供のためだけに存在するクローン人間の生い立ちから青春、そして終焉までを描いている。

連続ドラマだから伏線を見逃しがちだけど、1度に見るとふりかえっていろいろなシーンの交錯、どれが誰なのかがよくわかると思う。(1話目は少し伏線としては矛盾していた気がしますが)

臓器提供クローンと言えば、映画アイランドが有名だけどそこにあった希望や勧善懲悪的なスッキリするような気分は全く無い。もうひとつ、臓器提供のための子供を飼育(決して保育とか養育と言えない)している話と言えばウロボロスもそうだけど、ウロボロスにあったコメディ部分や恋愛的なものも無い。全体的に暗い感じでそして「希望の無い終わり」でした。

主人公をとりまく女性特有の友情に見せかけたマウンティングだとか、見栄だけのために好きでも無い男に媚びる女だの(同一人物)いろいろなニュアンスが入っている。

原作にあったのかわからないが、すべてに達観している友人やマウンティングに耐えるタイプの友人とかいろいろ女性社会をよく描いていらっしゃる。

ドラマ全体の演出だろうが、幼少期育った環境には色が少ない。衣類はグレーやベージュ・茶色であるところが、学校の教育として芸術に力を入れている割に無性に気持ちが悪い。

ストーリー展開はとても引き込まれる内容で、胸が締め付けられる苦しさがあった。

現実逃避にはもってこいのSFでした。

 

原作や映画とは異なるように日本風味に味付けされているらしいということを後で知った。
原作の小説も読んでみたいが、きっとこれも原文がいいだろう。

 

  

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