【書評】小説 君の名は。

書評という名の読書感想文シリーズです。2017年の一番最初に読んだ小説は、新海誠監督の書いた小説 君の名は。です。

この小説を一言でいうと、映画を見た人が映画の内容を反芻するためのものです。

映画のそれぞれのキャラクターの声や姿、風景を俯瞰している描写そのひとつひとつをあのテーマソングと一緒に再び味わう感じ。

見ていない人が読むと、かなり理解に苦しみます。それだけ描写が少なく、知ってるものとして省略されていたり、一人称が突然変わるのでどちらの主人公の視点なのかわからなくなるところがあるからで、映画の場合は声で分けていたような箇所を敢えて小説にすると足りないような印象でした。

映画見た人にとっては、文章量もページ数に対して改行が多いため、演出のひとつとしてとらえることができてすらすら読める内容です。

以下、ネタバレ含みますが一部の私が見た時と設定が違っている気がしました。例えば、くちかみ酒 (映画でお供えに行ってる時点では作成方法を瀧くんは知らないのでは?と思いました。)

ストーリーに関しては、バタフライエフェクトと転校生の現代版リミックスっていうイメージが拭えないなと。

主人公が入れ替わったときに胸を自分で揉む描写や、奥寺先輩に対する描写は映画同様に若干嫌悪感が感じられる内容そのままでした。特に不思議に思ったのは、奥寺先輩とデートする時に、六本木の美術館へ行くのになぜか四ツ谷で待ち合わせていたり、やたらと四ツ谷に関する表記が多くて、四ツ谷は高校生がこぞって行くデートスポットでもないと思うので不思議でした。

そういう意味では、代々木、四ツ谷、新宿って出てたから中央線各駅停車贔屓なのかな。

なんとなく、主人公のバイト先は四ツ谷のイタリアンなのかもしれないけど、デートはふつうは行先の近くで待ち合わせするんじゃないかなぁという違和感でした。


それにしても、バタフライエフェクトって3まで出てたんですね。驚きました。どこかのVoDで配信してないかなぁ。

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